クロンカイト・カナダ症候群は2015年にあらたに指定難病に加わった疾患です。 非常に稀な疾患で、原因が明らかでなく、慢性に経過し、治療法も確立していません。しかし症例報告の半数以上が本邦からであり、標準的な治療法を提案する最も近い位置に立っているといえます。
そこで新たに難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班の取り扱う疾患に加えていただきオールジャパン体制で疫学研究・診断基準/治療指針作成・診療に関する問題点抽出などを研究課題として取り扱う方針にさせていただきました。その中心としてレジストリー研究を実施中です。
患者さんのためになる成果をあげていきたいと考えております。
お力添えのほどどうぞよろしくお願い申し上げます。
研究責任者 穂苅 量太